ハネムーンを兼ねて、海外ウェディングをするカップルが増えています。ポピュラーなのは、ハワイ、ヨーロッパ、オーストラリアなどです。プロデュース会社や旅行代理店で申し込みをすれば、挙式会場の予約、招待客の交通・宿泊の手配、現地との連絡もすべてお任せできますので、準備もそれほど大変ではありません。自分たちの希望を伝えて、複数の会社から見積もりをとって比較検討するとよいでしょう。
余裕を持って準備するには、できれば半年前までには申し込みを済ませるのが理想です。海外ウェディングは、ふたりきりか、家族や親しい友人のみで行うのがほとんどです。新婚旅行を兼ねたり、両家の親睦を深める旅行として考えれば、それほど割高ではありません。しかし、招待客全員の旅費を捻出するのは大変なことです。
そこで旅費は招待客に負担してもらうようにして、ご祝儀を辞退するケースが多くなっています。旅費の負担については、招待する前に伝えるようにして、出欠の判断は相手に任せたほうがよいでしょう。また、エリアによって2つの婚姻スタイルがあります。「ブレッシングウェディング」は入籍が済んでいることが原則で、教会によっては婚姻受理証明書がないと挙式ができません。
「リーガルウェディング」は、現地の民法に従って行いますので、未婚であるということが条件となります。自分たちの希望エリアが、どちらなのかを事前に確認しておくことが大切になってきます。